我が集落はほとんどが農家で、冬仕事は小屋で縄ないや米俵編み、ぞうり造り等をしながらみんなで談笑し、ノンビリしていた。貧しかったが、それが農家の特権でもあった。
話は変わるが、先日、「三丁目の夕日」の映画を見た。東京オリンピック開催の時代背景。東京下町も人情味あふれ、ほのぼのとし、なんとも言えない気持ちとなり、涙があふれてならなかった。
その後、日本は高度経済成長まっしぐら、生活も豊かになった。お金さえ出せば、なんでも買える時代。
この度も、ソバ打ち教室を開いたが、ソバだけ食べる人の参加は遠慮してなのか少なかった。隣近所のお茶飲みも少なくなっている。少しでもコミュニケーションの場になればと思う。来年は遠慮しないで来てネ。(爼農地水環境通信NO61号・h24.2.15)
写真/2月11日、10名の参加をいただき「ソバ打ち教室」を実施しました。
宮内の遠藤一雄さんのご指導で、今年は、かいもちや10割そばも試食。
「今年は最高のでき、美味しい、美味しい」の声。新しい公民館は笑顔いっぱいでした。