7月21日、川西町で「被爆67周年原水爆禁止山形県平和大会」が開かれました。
県内各地から、労働組合員を主体の多くの方々が参加して開かれました。
この度、小生のブログを見て参加した友人もいて嬉しかったです。
原水禁は「労働者の集まり」といった感じですが、一般の方々も参加することによって、集会が高まるのです。
今回、オープニングで置賜農業高校の演劇部の生徒さんが出演していただきました。
生徒さんの真剣なおどりは大変良かった。
また、来賓の原田俊二川西町長の挨拶は、中身の濃いあいさつであった。
記念講演では、生協あいコープふくしま 佐藤孝之理事長の「放射能汚染下の福島・この地で暮らす条件を積み上げる」と題し話された。
福島県郡山市を拠点にしている生協の組合員はこの度の原発事故で、多くに組合員が県外に避難しているとのこと。
そんな中で、避難したくても仕事等の関係で避難できない人も相当いるとのこと。
話の中で特に印象に残ったのは、双葉郡の原発事故から郡山に避難し、仕事もなく朝から酒を飲んだり、パチンコをしているご主人の姿を見て、ため息をつく奥さんの声を聞くと、
他の人は、原発で補償をもらえるから良いものと言われているが、仕事がないといいことは、人間をダメにしているとのことでした。
写真/上・講演の佐藤生協理事長。中・町内をデモ行進。下・置農生のおどり