先月、米沢で水稲20㌶超栽培している我彦正福さん宅を訪問の折。関根小学校の生徒に米作の指導を13年間も続けていることに驚いた。
大規模経営で自分の農作業も大変な中。それも、春先の塩選水から始まり、は種の手蒔き・播種機。育苗ハウスでの根の観察。田植えも手植と8条田植機体験乗車。除草は手取と除草機押し。稲刈も手刈で棒、はせ掛け。コンバイン乗車。脱穀は千歯、足踏み、ハーベスター。とうみ選別、籾すり、精米等々の体験指導。
収穫祭で、おにぎり試食。我彦さんは「農業は昔からみると大変でなく楽になっている実感を。将来、農業に従事する生徒がいればと願う」と語る。置賜にすごい人がいるものだ。(爼農地水環境通信No109号・h18.1.15)写真/南陽スカイパークより白龍湖を望む(2018.1.1)