昨日(11日)、「佐高信山形塾2012」の第1回が開講した。第1回は、佐高信氏と落合恵子氏の対談であった。
落合恵子さんは絵本作家程度で、あまり認識もなかった。「さようなら原発」の9人の文化人のメンバーでもあったが、この度、お話をお聞きして初めて認識をあらたにした。
こんなに信念を持った人とは知らなかった。
そのなかで、京都大学原子炉実験所の「小出浩章助教授」について話された。原子力利用の危険性について40年も研究し続け訴えてきたとのこと。
原発は電力会社と国の国策によって、「安全神話」となり、大学においても、東京大学もほとんどの大学が原発の危険性を訴えていた先生は「つぶされた」その中で、京都大学の小出浩章等「熊取6人衆」と言われた科学者が最後まで頑張っていた。6人は皆、どんなに優秀でも教授にもなれず助教授である。権力に立ち向かうとは、「つぶされたり、けされたり」である。