丹野商店(丹野徳雄社長)の工場を訪問しました。丹野商店の工場は髙橋徳治商店から15分しか離れていませんでしたが、幸い山(万石浦)が津波をせき止めて、ほとんど被害はありませんでした。
ただ、この震災で奥さんをはじめ身内の方を何人かなくされ、しばらく働く目的を見いだせなかったとのことです。
生協の組合の方から注文が入り、働く意欲がようやく出てきたそうです。
写真/丹野商店工場内で、丹野社長より説明を聞く。銀ダラ等の加工前原料。市販のほとんどは塩水処理で、銀ダラ等も水ぶくれの状態で販売されているとのこと。丹野商店では、自然塩を腹にすり込む「山漬け」加工とのこと。やはり、直接見ないとわからないものでした。