今年の雪国の冬は、特に長く厳しく寒く感じた年であった。そして、ようやく雪が消え春が訪れ、桜の便りが聞かれる季節となった。
この季節は、雪国に住むものだけしか味わうことが出来ない春の喜びでもある。
以前、沖縄に3月観光で行った。あの当時山形は雪。沖縄は温かく半袖シャツ。花は花盛り、ヒマワリやコスモスまで咲いていた。全然季節感がない。
小生は観光で行くのは良いが、沖縄に住みたいという気にはまったくならなかった。
今年も、福寿草は雪の消えるのを待っていたかのごとく、黄色い鮮やかな花を咲かせてくれる。そして、スイセンが咲き乱れ、熊野神社前のしだれ桜もみごとである。我が爼柳にも春爛漫の季節がやって来る。(爼農地水環境通信No75号・h25.4.15)
写真/ 福寿草 1組の渡部芳徳さんの庭には、黄色の鮮やかな花に思わず心がほぐれました。
(h25.4.12)