朝、キリスト学園に断りの電話と思うほどの強い雨。黒沢峠は当然無理。その代わり風呂の旅との思いで出発。小国に向かうほど晴れてくる。やはり今回も青木兄のご加護か。
キリスト学園では早速、講堂で後藤正寛教頭先生の講義「キリスト学園と創立者・鈴木弼美(すけよし)を語る」。
豪雪地帯と交通の不便なこの地に非戦平和主義を掲げ創設した鈴木校長の並々ならぬ苦労と努力が伝わってきた。
そして、学園の方針として生徒には3年間、携帯電話もテレビも持たせないとのこと。現代の世の中において考えられない教育方針に驚かされた。
更に驚いたのは生徒たちは誰一人として不満がないとのこと。夏休み等、実家に帰省してテレビを見るが、実につまらない番組が多いことを知るとのこと。
同じ置賜に住みながら、受験勉強ではない本来の高校教育を目指し実践している素晴らしい高校があることを知った。イザベラ・バードが歩いた黒沢峠も天候に恵まれ念願かないました。(社会人講座おいたまたよりNo35・キャンパスより・h26.8.1)
写真/小国キリスト学園では牛も飼育し、牛乳やチーズも自給していました。(h26.7.17)