この2月、農地水の関係で「やまがた景観シンポジュウム」に参加した。
河北町出身の棚田写真家・青柳健二氏は講演で、「私達が気づかないでいるが身近なところに素晴らしい景観が残っている。」と語っていた。小生も、この区たよりを取材するようになって、こんなに小さな集落でも、素晴らしい宝物があることを発見した。
熊野神社前のすだれ桜。土場橋から眺める爼柳集落の景観と飯豊連峰の遠望。互橋からの蔵王の遠望。四季折々の田園風景。爼柳の堤。吉野川と冬の白鳥等々。
市街地では味わうことが出来ない我が集落。一方、赤湯地区を見れば大谷地地帯の休耕田の荒れが目に痛い。白竜湖周辺のぶどう棚も半減。13号線から眺めるあの素晴らしい風景。
高齢化・後継者難で残念ながら緑り豊かなこの景観はこのままでは望めない現況。この素晴らしい我が地域の農村景観を未来の子供達に残したい。残さなければならない。(h20.4.1)