7年前に小泉首相が誕生し「構造改革」の名の下に、定着していた年功序列の賃金制度が否定され能力主義に。我々も多くの国民もそんなものかと期待し支持した・・・。
・その結果、年収200万以下が4人に1人。3人に1人が非正規社員。我が地方では大半がパートと派遣労働者。サラリーマンの賃金は9年連続下がり続け、一方では大企業は5年連続で過去最高の儲けの格差社会を生み出した。
・小泉さんの「構造改革」とはなんだったのかと思う昨今である。・我が跡取り息子も横浜にいる。田舎は良いが安定した職場もなく帰る様子はない。
・今月の社会人講座で 働いても働いても豊かになれないワーキングプアの実態をビデオで見た。みんなが必死に頑張っているが、どうにもなれない現実。
・あの当時、小泉さんは努力したものがむくわれる競争社会を力説した。結果は格差が広まり、脱力感だけが日本中に充満している。(08.4.20)